ギャラリー

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内大臣林道

昭和30年代に造られた道で熊本県矢部町から九州脊梁山地を越え宮崎県椎葉村へと続く完全否舗装道路で
最初に越えたのは昭和49年、路面の悪さは
当時も今もほとんど変わらない
12月から3月までは積雪のため通れない

分水嶺の花(フクジュソウ)

フクジュソウやヤマシャクヤクは九州では石灰岩を好むようだ
それ以外の場所ではあまり見た覚えがない、ただ阿蘇の
フクジュソウは4月中旬野焼きの後の、他の草が芽吹く前の
草原の窪地に咲いている
寒さの厳しいはずの山奥の花は2ヶ月も早く咲く

分水嶺の花(ホソバナコバイモ)

春3月の源流域はまだ、冬の名残の枯葉色に包まれている
枯葉の中で咲いていると、草丈が10cmと小さいうえに
殆ど枯葉と同色なので見落とすことが多い
花のまわりの緑はヒメニラ
めずらしく目立っていた


分水嶺の花(カタクリ)

関東以北ではそんなにめずらしい花ではないと聞く、ところが九州では
熊本県内の山奥の、ごく一部の限られたところだけでしか見ることができない
大変珍しい花、知られた群生地は大勢の人で撮影も出来ない
この年は気温が低くなかなか開花せず、陽が西に傾く頃
ようやく咲き始めた

分水嶺の花(イチリンソウ)

花の表は純白なのだが、裏はごらんのとおり淡いピンク
花の色を強調しようと思い逆光になるように
思いっきりローアングルで撮影した

H11 4/19 蘇陽町


分水嶺の花(ニリンソウ)

名前のとおりに、二輪咲いている花はなかなか見つからない
この写真でも「二輪草」は右上のひとつだけ


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